ウインラディウス
DERBY 1 10月3日

「ライバル続々登場の巻」


いよいよ東京・京都開催が始まってこれからいわゆる「期待の名血」がじゃかじゃか登場してくるわけなんだけど、
現状のラディウスくんのライバルっていうと、やっぱ札幌3才Sを勝ったジャングルポケット、
2着のダガノテイオー、野路菊Sを勝ったダンツフレーム、函館3才Sのマイネルジャパンあたりになるのである。
その筆頭って言うとやっぱ、ジャングルポケットかい?
父がトニービン、母父Nureyev、母母父、母母母父ともハイペリオン系。いわゆる底力のある血統。
父トニービンってことで、府中の直線をグィーンと伸びてきそうな気配はあるし、
レースぶりもまだまだそこを見せていない感じなのではあるが、スピード遺伝子で言うところの「逆パターン」。
母父Nureyevがどうでるか?
ただ底を見せていないという意味ではラディくんなんか、全く見せていないのである。
見えていないだけって可能性もあるし、早熟って可能性もあるけど、岡部先生曰くの「おもしろい馬」なのであり
「来年の今頃どう変わっているか楽しみ」な馬なのである。
いずれにしろ、ジャングルポケットは名前がダービー馬風じゃなくて、シンザン記念までの名前なので
どこか安心してたりして、ダンツフレームあたりも、せいぜいが皐月賞馬(皐月賞取らすんかい)の名前で、
みんな敵じゃないのである。

肝心のラディくんはまだソエが固まっていないからと言うことで、当初の予定だったいちょうSには
間に合いそうもなく次走は次開催の東京3才S(G3)になりそうである。
そのローテ自体は歓迎だけど、藤澤先生のことだから、朝日杯を飛ばして、ラジオたんぱに向かいそうで、
それはそれで早いところG1馬の称号も欲しかったりするのだ。

つづく。
DERBY 2 10月18日

「続ライバル続々登場の巻」


相変わらずラディくんは北海道なのである。
ソエが固まるのを待っているわけなのであるが、ソロソロ戻ってきてくれないと
東京3才Sに間に合わないのである。
間に合わなきゃいけないつーわけでもないのではあるけど、ここで賞金を加算しておくのは、
ダービー出走権(言うちゃった)
のためには大事なのである。
つーか、ソロソロ恋しくなってきてしまったのである。

ラディくんが北海道でのんびりしている間に、またまた続々とライバルが登場してきたり消えたり。
マイネルジャパンくんがどうも、ダート路線を歩みそうなのだ。
それはそれで結構なのだ。
是非、フェブラリーSでもジャパンカップダートでも取って欲しいのである。

グラスミライなのだ、問題は。
相当に強そうなのである。
母父SEATTLE SLEWの父カーリアンつーたら(ひょっとしたら逆かも)今年までなら、なんでーマルガイ。
NHKマイルCをどうぞって余裕かましていられたけど、そうは言ってられないのである。
さらに京都の新馬戦を勝ちあがった馬の中にも、いろいろいそうなのである。
よくわからんが。

なわけで、混沌とする中、北海道でのんびりしていても良いけど、早く帰ってきて欲しいのである。
Miss him.なのだ。

つづく
DERBY 3 11月4日

「続々ライバル続々登場の巻」


つータイトルはレトリック的に間違っている風にみえるが実は間違っていないし、どうでもいいのだ。
ラディくんもちゃーんと再入厩を果たして着々と東京スポーツ3歳Sへの臨戦態勢を整えている今、
ライバル続々登場なのだ。
新たに同レースへの出走を表明したのは、
ヒマラヤンブルーくん、例のネーハイシーザーくんの子供なのだ。
実はお父さんには馬券的にお世話になっていて引退時期を間違えたために種牡馬として不遇なスタートを
切ってしまったのだが、ヒマラヤくんにがんばってもらってそこそこな種牡馬になってもらいたい。
のは山々なのだが、どうなのでしょう。
また、クロフネなんて趣味の悪い名前の馬も出てくるのである。
ひょっとしたら明日の結果次第じゃ、噂のサウスニア・スルーザワールドあたりも藤澤先生出走させるかもしれない。
実は結構、今年の東京スポーツ杯はクラシックに直結するのではないかと、ワクワクしているのだ。
それは、もちろんラディくん中心な考え方ではあるのだけれど、もしラディくんがいなくてもワクワクする。

タイムスケジュールがある程度決まっているクラシック戦線っておもしろい。

つづく
DERBY 4 11月20日

「藤澤先生の腹を探るの巻」


東京スポーツ杯3才S、3着。
まだ凹んでいるのである。
妄想もプーッとどこかから空気が抜けはじめたのである。
はう・・・・。
はうぅ・・・。
放っておくとこのままこの企画も終わりかねないので、妄想袋からまた新ネタを出して膨らますのである。
でもって、ラディウスくんの今後のレースを予想してみる。
つまりが、藤澤先生の腹を探るのだ。

追い切り直後のインタビューで先生ははっきりと「この馬で初めてクラシックに進みたい」と、
高らかに宣言しているのである。
藤澤先生にしてはものすごく言っちゃった感じもあり、相当な期待(妄想?)だったのだ。
過去形。
レース後、その心境は変わったのだろうか?
それを考える前に、藤澤厩舎のもうひとつの看板(本当はアグネスジャンボもいるけど)3才牡馬、
例のサウスニアのスルーザワールド(名前がすごいよな)について考えてみる。
折り返しの新馬戦を楽勝して、今週のベゴニア賞を使ってくるみたいなのだ。
ここを勝って朝日杯に進みたいらしい。
注目なのはスルーザワールドの使ってきたレースが一貫して芝1400Mだということである。
もちろんベゴニア賞も1400M。
そして朝日杯が1600M。
そしてそしてNHKマイルCが1600M。
藤澤先生は距離適正というものをものすごく大事にしている先生とお見受けしているわけで、
それはバブルの4才秋のローテからもタイキシャトルを結局1600mマイルまでしか使わなかったからもわかるのだ。

ということは?
ラディウスくん。1200M→1500M→1800M。
スルーくん。1400M→1400M→1400M→1600M。
レースが終わったその日は、あのかかり方を見たら朝日杯3才Sを使ってみる気になるかもと思ったが、
藤澤先生、絶対、朝日杯は使わないだろうと確信するわけである。
マイルの重賞路線はスルーくんに任せてラディくんはやっぱりクラシック路線。
おそらく次は同距離か2000M。
馬体減りとの兼ね合いもあるがせっかく一度使ったのに長く開けたくないことも考えると、
自ずと次のレースは決まってくる。
第6回中山最終週の平馬のオープン、「ホープフルS」
あるいは翌年の第1回中山3週目のG3「京成杯」。
「ラジオたんぱ」はわざわざ阪神を使うメリットは何もないし馬体を減らすことにもなるので使わない。

で、結論。
「ホープフルS」→「弥生賞」→「皐月賞」→「ダービー」→放牧→「オールカマー」→「菊花賞」→「有馬記念」
・・・・・・・・・・・。

藤澤先生が朝日杯を使ってこなかったら、まだ藤澤先生の妄想も膨らんだままだと思うのである。

とここまで力んで書いたところで、バブルが東京スポーツ杯3才Sから朝日杯に進んでいることに
気付くのである。

つづく
DERBY 5 12月2日

「恐るべし!アグネスタキオンくんの巻」


今日は夜から仕事なのでのんびりと昼過ぎまで寝てグリーンチャンネルを何気につけたら新馬戦タイムで、
おお、そー言えば今日は超良血馬が阪神に登場するんだなぁと見ていたら、
あんた、すごいことになってる。
アグネスタキオンくん、コイツは本物だぁ。
例のアグネスフライトの全弟ね。
その勝ち方はうちのラディウスくんのクローバー賞を凌ぐ衝撃なのであった。
3角から馬なりで上がっていき直線で突き抜けるというスタイルはラディウスくんと同じだが、
戦った相手と距離、んでもって直線に坂のある阪神って考えれば相当すごいのである。
おそらく上がり3ハロンは33秒台。
ひー。
余力タップリなのである。
ひゃ〜ぁ。
この後はたぶん、ラジオたんぱだろうけど、楽勝でしょうねぇ。
でもって、次は弥生賞あたりっすか。
きっと兄貴よりも強いアグネスタキオンくん。
朝日杯を前にしてダービーに暗雲が立ちこめた日なのであった。

つづく
DERBY 6 12月4日

「朝日杯3才Sを占うのだの巻」


手元に「週刊競馬ブック」がある。
今朝5時にコンビニへと買いに走ったモノだ。
「GALLOP」もある。
昼4時にコンビニへと買いに走ったものである。
気合いが入ってきたのである。
なんてったって初のG1戦であり初のG1馬なのだ。
体調が悪いとか言ってる場合じゃないのである。

2誌をフムフムと見ていて思ったのは、相変わらず西高東低なんだなーつーことと、
おそらく1番人気にはならないかもしれないけど、結局2番人気ぐらいにはなっちゃうのかなぁって。
例のアグネスタキオンくんと2戦連続太め残りでレコ−ド勝ちのクロフネ(センスないよなぁ)がいる今、
こんなところで負けてられないのである。
その2頭がおそらくラジオたんぱで激突するわけで、ラディウスくん、ここで負けるとダメなのだ。
ダメなのだって子供のようなことしか言えないぐらいダメなのだ。
ってぐらいレベルはタキオンくんクロフネくんの2頭と比べると低いメンバーなのだと言い切っておこう。
1番人気はおそらく・・・・ん?
ラディウスくんかなやっぱ。
上位人気は、ラディウスくん、タガノテイオーくん、テイエムサウスポーくん、ネイティヴハートくん、エインシンスペンサーくん、
タイムトゥチェンジくんあたりか。
スルーザワールドくんも抽選に通ればそこそこ人気が出そうだし、阪神3才牝馬Sなみに1番人気でも
5倍見当かい?

やっぱこのあたりのメンバーだと勝って当たり前なんだけどなぁ。
つーことで、当日の馬体重、是非500s近く、498キロあたりで出走していただきたいのである。
38回目のバースデープレゼントをマジで期待しているのだ。


つづく
DERBY 7 12月11日

「別の馬かもしれないのだの巻」


最後の朝日杯3才Sが終了。
ラディウスくんは、パドックから終始入れ込み気味で力が出せず(だと思うけど)8着。
ラディウスくんの「馬見の結果」で以前書いたけど、札幌で見たときの馬とは、
全く別の馬になっている気がするのだ。
札幌のパドックでは、全く入れ込むこともなく、つぶらな瞳でキョロキョロと物見していたのだ。
全然サンデーの子供らしくなかったのだ。
それが東京のパドックでも今日の中山でも、頭を下げてイライラしていて、馬体も細い。
きっと、牧場にいる間に何かがあったのか、美浦トレセンで何かがあって、グレてしまった感じなのだ。
(札幌のパドックでのつぶらな瞳のラディウスくんの写真参照)
つぶらな瞳でキョロキョロする札幌のラディくん


これで妄想は萎みに萎んだのであるが、ここは、将来のことを考えて、一度放牧に出すべきだろうし、
きっと藤澤先生は出すだろうな。
ぶっつけでスプリングSあたりで復帰して、皐月賞の権利を取れなきゃ取れないで、
京都新聞杯にでも出しますか・・・・。

でも、ラディウスくんのライバル・タガノテイオーくんのことを思うとそれでもいいのだった。
合掌なのだ。

つづく
DERBY 8 1月9日

「新春に思うことの巻」


私の予想通り、ラジオたんぱはアグネスタキオンくんがあのクロフネくん、ジャングルポケットくんを抑えて楽勝。
次走はやはり弥生賞らしい。
続々と有力馬が登場する中で、ラディウスくん、ちと影が薄くなってきちゃっているのである。
それはいいのだ、別に。
能力はある馬なのだから、ここはのんびりいくのだ。
別にダービー取れんでもいつかなんかG1取ってくれればいいのだ。
つーか重賞でもいいのだ。

つーわけでおそらく何事もなければ皐月賞、ダービーはアグネスタキオンくんが取るだろうと言うことで、
盛り上がってくるまでしばし、この「妄想の旅は」お休みなのである。

あーいいんだ、いいんだ。


つづく
DERBY 9 2月4日

「クラシックに望むの巻」


共同通信杯が終了しジャングルポケットくんが楽勝したのである。
来週行われるきさらぎ賞にはシャワーパーティーくん、アグネスゴールドくんが登場し、
これでほぼ皐月賞なメンバーは出そろうわけなのだ。
最強アグネスタキオンくんの長浜先生は早くも「三冠宣言」らしい。
それはそれでそんな気もするぐらいタキオンくんはつおーい。
次につおーいのはジャングルポケットくん。
この2頭がおそらく今のところ、抜けてます。

その下にはメジロベイリーくん・・・・・・なんだろうな、やっぱりっていうか、一応。
朝日杯組は共同通信杯のメイショウくんを見ても一枚劣る感じ。
いずれにしろベイリーくんは次のレースで真価が問われるわけで、
シャワーくん、ゴールドくんもきさらぎ賞の結果次第では「無印」なところに落ち着く可能性もある。

その下っていうか微妙なのが外国産馬。
クロフネくん、プレジオくん、スィートゥンビターくんあたりだけど、どうも今年の外国産馬は「黒船来襲」って感じじゃない。

でもって、ラディくん。
阪神で行われるアーリントンCで復帰らしい。
鞍上はペリエ先生。
なにげに歓迎。
むふ。
このレース次第ではラディくんも本格的に「無印」になっちゃうのだ。
阪神まで行くか?
DERBY 10 2月12日

「でる横審によるクラシック候補番付の巻」


今日行われたきさらぎ賞でほぼ2001年のクラシックの全容が判明しました。
結構、全レース見てますので現状を番付風にしてみましたです。もちろんでる横審の個人的な見解です。
(番付の東西は美浦栗東の意味ではありません)
番付 西
アグネスタキオンくん 横綱 ジャングルポケットくん
アグネスゴールドくん 大関 メジロベイリーくん
クロフネくん 関脇 ダンツフレームくん
シャワーパーティーくん 小結 プレジオくん
ウインラディウスくん 前頭 スィートゥンビターくん

まあ贔屓目に見ても現状、ラディウスくんは前頭の筆頭ぐらいでしょうかね。
アーリントンC次第じゃ、でる横審はぐーんと番付上げちまうけど。
DERBY 11 3月17日

「妄想終了の巻」

3月15日、ラディくん再放牧。
どうも疲れが出たらしい。
そんなに強いところやっていないのになぁ。
んでもっていくらなんでも皐月賞は回避ってことだし、ダービーも可能性がないわけじゃないけど、
まあ普通に考えて厳しいわけで、長らくご愛顧いただきましたこの妄想日記も゙ービー編は
ひとまず終了となりました。
思えば、去年の夏に妄想が入って以来、ラディくんには随分楽しませていただいたわけで、
長いようで短い競走馬人生を今後は満喫していただきたいと思うわけです。

でもなんだかなぁ。